内村鑑三の言葉

無教会主義や内村鑑三、キリスト教について

2016-04-13から1日間の記事一覧

内村鑑三 「トンネルを過ぎて」

内村鑑三 「トンネルを過ぎて」 (大正六年五月十日 『聖書之研究』第二百二号) 久しぶりにて甲信の地に遊び、笹子(ささご)・小仏(こぼとけ)等の大トンネルを通過して、死について思うところがあった。 すなわち、死は汽車に乗じてトンネルを過ぎるがご…

内村鑑三 「文字の排斥」

内村鑑三 「文字の排斥」 (大正六年五月十日 『聖書之研究』第二百二号) 今や宗教といえば、哲学というがごとく、思想である。しこうして、思想は文字である。文字は書籍である。ゆえに、修養は主に書を読むことである。伝道は主に書を作ることである。真…